猫たちの王、来日。「バルテュス展」プレビュー

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「20世紀最後の巨匠」の異名をとる画家、バルタザール・ミシェル・クロソウスキー・ド・ローラ伯爵、通称バルテュス(Le Comte Balthazar Michel Klossowski de Rola, 1908 〜 2001)の没後初の大回顧展に美術手帖さんの縁で、プレビューを拝見してきました。

スイス大使やNHK、朝日新聞関係者らが列した開会式。
スピーチする監修のドミニク・ラドリッツァーニさん、右奥に、節子・クロソウスキー・ド・ローラ・伯爵夫人、愛娘の春美さん。
※ このブログの画像は主催者の許可の下、撮影したものです。

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最初のセクションではこういった珍しい作品も観ることができます。母バラディーヌ(Baladine)の水彩画、愛猫ミツを抱く小さなバルテュス。この猫を題材に少年時代に描いていた40枚の素描画集『ミツ』(Mitsou)が出版され、芸術家としての萌芽をみます。

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もちろんこの作品「猫たちの王」 も来日しています。
青年画家バルテュスのナルな自画像。
1935年 / 油彩、カンヴァス / 78x49.5cm
© Fondation Balthus, depot Musee Jenisch Vevey

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やはり現物を目にすることは、かけがえのない体験なのです。大作を前にすると、それをより実感できます。

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バルテュスに関する書籍は日本でもいくつか手に出来ますが、このように本展では初期のタブロー、デッサンなど、ほとんど画集では掲載のない作品も多く含まれていることが嬉しい。大作のタブローの充実はいわずもがな。
この春、観ておいた方がいいと思う展覧会のひとつです。

余談。
僕はバルテュスとの関連を指摘されていますが、少女を描いたことはほとんどなく、御両親の依頼で描いた、実はその1度だけ。限定しているわけではないのだけど、絵画のインスピレーションの元は大人の女性です(笑)。

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ちょっとお知らせ。

香港の James Christie Room で開催される企画展に出品予定です。
Currents Japanese contemporary art
会期は 5月9日 〜 28日(20日 〜 アポイントメントオンリー)。

今年はアートバーゼル香港に不参加ですが、そのシーズンにいろいろ準備しているのです。現在はシッピングに間に合わせるべく制作中。まだ公開できる情報は少ないのですが次第に御知らせしていきます。

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美術手帖さんのインタヴューを受けました。

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20世紀を代表する具象画家のひとり、バルテュス。日本では20年ぶりの回顧展が、過去最大規模で開催されるそうです。僕は美術手帖2014年5月号バルテュス特集に寄稿いたします。

Gagosian の特別展 “ Balthus : The Last Studies” で公になった晩年のポラロイド(夥しい少女の裸像)は、芸術か否かという議論が生まれたようですが、それは彼のスキャンダラスなデビューからずっと付き纏ってきたものでした。

ユリイカ(青土社)さんも特集ですね。「4月号 特集=バルテュス 20世紀最後の画家」( 会田誠 , 平野啓一郎 , 松井冬子 , 原田裕規氏等) 。
美術手帖は意外な程若いスタッフによって編集されていて、新鮮な気分で仕事をさせてもらっています。左より、聞き手になっていただいた福住廉さん(美術評論家)、編集の望月さん、初対面の森さん。4月17日発売と後発の出版ですが、今回僕はこっちのチーム(笑)。制作者としての所感を寄せました。是非。

余談。
3月15日に広島市現代美術館で、現代建築の「アトリエ・ワン」について簡単なトークをすることになりました。(僕の絵画のお話はしませんよ)
僕のような極北画家に、あの柔らかな建築家ユニットの解説など務まるのか自分でも甚だ疑問ですが、僕は過去に某スーパーゼネコンの設計部勤務をしていた時期があったのです。展示中の「アトリエ・ワン」作品に入り込み、体験しながらのトークです。

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取材カバンの中身

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現在、福島に取材に来ています。奇しくも3.11になりましたが、取材内容に直接の関連は無く、偶然なのです。
年中出歩いている生活に鍛えられてかなり旅慣れてきました。最小限の装備が入ったカバンを引っ掴んで、すぐに海外へでもいける感じです。

ホテルで今回の中身をチェックしてみました。
左から、Sissi のレザージャケット。〝旅〟がコンセプトのブランドのもので、小さく丸められ水洗いが出来ます。カバンはYOSHIDAのLUGGAGE LABEL廃番品。20年程使い続けていますが決定的に駄目にならない、丈夫で容量が大きく、バックパック持ち込み禁止の美術館、例えばウフィツィやプラドにも手提げに変形させてもちこめるので便利。筆入れ2個、名刺入れ、60W MagSafe 2、スマホ用電源アダプター、SONY製携帯リチウム電池、コンパクトだけどプライスと性能のバランスが良い SONY製 DSC-RX100、医薬品ポーチ、高密度繊維眼鏡拭、「ここは俺がくいとめた…お前は幸せになるニャ…」吸盤付き猫スタンド、ブラシ、本業に不可欠なスケッチブック、13inch. MacBook Pro Retina、パソコンスリーブは FREITAG (長距離トラックの幌のリサイクルで有名なブランド。riri 製 zip バージョン)。あとは着替えとホテルで配布している地図など。

僕は旅先で「荷物が少ない」とよくいわれますが、余計なものも入ってますね(笑)。

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金属フェチの心 61 BRUTUS誌に掲載。

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一般誌 BRUTUS のライターさんがこのブログを御覧になったそうで、取材依頼をくださいました。今週発売の BRUTUS 771号の「THE COLLECTORS 2014 手放す時代のコレクター特集」にて、僕の狭いアトリエにいつのまにか吹き溜まってしまった、国産金属製手回し式鉛筆削りたちが紹介されております。本業の話題ではないけれど、コンビニなどで手に取ってください。表紙にもちょっと出てますね。
それにしても。世の中にモノの魔力に憑かれた方たちは数知れずで、とんでもないマッドコレクターたちを、このイシューでは目にすることができます。制作の季節的なストレス発散に過ぎない僕の蒐集癖は変態度としてはまだまだ軽いものだと、妙に安心させられるものでした(笑)。

取材時のエピソードを。
ライターさんは編集者さんに、取材先が画家の諏訪敦だと伝えてなかったそうで、当日何も知らずに訪れた編集者さんを慌てさせてしまいました。ただの変わり者のコレクターだと思っていらっしゃったらしいです(笑)。

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御無沙汰の更新

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御無沙汰の更新ですので、自分の仕事報告を。
現在、荒っぽくデッサンしたものに簡単に明暗塗り、1日経過した状態。
これはちいさな連作の5作目。基本的に僕は、ごく限られたモデル協力者の継続的な仕事で制作が成立しているのですが、この連作では人物の顔貌にバリエーションが必要になりました。

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金属フェチの心 60 PEUGEOT コーヒーミル G1

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プジョーは昔、刃物/金物類製作企業だったそうで、コーヒーミルに至って、二重螺旋構造の臼を発明したそうです。「G1」は、1950年~52年にプジョー社創業百周年記念に発表された手動式ミルで、樫のハンドル以外は総て鉄製。トップにあるナットから、順に比較的簡単に分解〜清掃が出来、美しい円錐形状のミル刃もすぐに観察できます。
シンプルなデザインに、厚い塗装の剥離がみせる鉄の色気。デッドに近いコンディションなのに実用にするなんて、コレクターならとんでもない行為でしょうけど、僕はアンティークであろうとレアであろうと道具なら使いたいのです。641LABO.のカフェごっこではバリバリの現役で大活躍です。それほどに使いやすい。

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行方不明の絵

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行方がわからない絵があります。

2006年に描いた「灯台」という、いくつかのバリエーションを描いたもののうち、もっとも小さな作品。でももっとも気に入っていた作品です。たしか 100 x 62 mmだったと思います。
隼の有名な営巣地の風景。




※ この件は解決しました。ありがとうございます。

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拾った小さな羽虫は、実は宝石。

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スタジオに埃だらけに行き倒れていた、オオセイボウの雌。寄生蜂で、スズバチやトックリバチなどを宿主とするそうです。どこかで産卵を終えて力つきたのでしょう。伸びきった毒針さながらの卵管がとても長いです。 実はとても小さくて、15mmほどでしょうか。どこまでも整合性が高く鮮やかな、ウルトラマリンブルー〜エメラルドの色彩に煌めく硬質な外骨格の美しさは、接写してみて初めてわかる。触覚の先まで隈無くおおっていて複眼までもメタリックに輝いています。

これは顔料のようにそれ固有の色がついているのではなく、構造色特有の発色で、薄い板を何層も重ねたようなキチン質の構造そのものが、光の屈折に変化を与え鮮やかに見える現象だそうです。
ですので、この構造が破壊されない限り永久不変。退色しない神聖な色彩なのです。玉虫厨子は、このような意味合いの理解で製作されているのかもしれません。
油彩画の重層構造にも少し似ているけど、昆虫の方がマクロの世界で見つめると、かなり上手です。

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千早茜さんの最新刊『眠りの庭』に装画提供。

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泉鏡花賞作家にして島清恋愛文学賞の受賞ニュースが記憶に新しい、千早茜さんの最新刊『眠りの庭』に装画提供しました。
この絵は http://atsushisuwa.com の扉画像としてアップロードしたらほどなくして、使用許可の打診があったのです。あまりのタイミングの良さに何かしら感じるものがあって、使っていただくことにしたのでした。
千早さんはあがってきたサンプル本で私の絵画を観て「うつくしい、そして、ちょっと怖い。」という感想を漏らされていたようです。以前やはり女流小説家のH.K.さんにも「美しくて、おそろしい絵。」と似たような感想をいただいたことを思い出しました。私の絵は特に残酷なものを描いたりすることは意外に少ないのです。この絵もいわば「見たものを描いているだけ」ですが、私の絵にはなにか説明しにくい要素が内在していて、平穏な有様でも何故か敏感な方は怖さを感じるようです。 でも、これは嬉しい感想なのです。

装画はさておき、小説は典雅なサスペンスに仕上がっている模様。
来週末22日ぐらいから書店に並びます。

発売日:2013年11月22日
定価(税込): 1575円
ISBN 978-4-04-110612-9-C0093
デザイン:坂詰佳苗 角川書店

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金属フェチの心 59 SONY DSC-RX100

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僕は旅が多い。あちこち移動しているのだけど、旅カメラは今年に入って SONY DSC-RX100です。ここ数年ずっと RICOH贔屓だったのですが、これはとても優秀すぎで、思わずなびいてしまいました w。

コンデジと考えると高めだけど、T-star F1.8レンズに価値を感じれば安い。1眼に迫る高精度な画像が、さほど苦労せずバシャバシャ撮れるのは脅威です。接写性能以外は特に弱点が見つからない。ハードな旅に付き合わせてものすごく荒っぽくあつかっても、丈夫。ケースも買わずにリュックに放り込んで乱暴に使っていますが、角の塗装擦れは、往年のライカの軍艦部みたいと思えない事もない w。その硬質なデザインは経年変化を風情に見せてくれて、イイ。
SONY といえば、コンパクトさと凝縮された性能の両立。このところの SONY製映像機器の充実ぶりは、ミノルタの遺産が生きてきたのでしょうか、かつて纏っていたカリカリした先鋭の空気を取り戻したかのようで…α7、α7Rも期待大なのです。

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なかなか結論のだせない絵。

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なかなか結論のだせない絵というのが、たまにできてしまう。去年〜今年は何故か多かった気がします。下絵状態に戻してしまったこれは、もうかれこれ1年がかりになってしまっている。単なる人間の顔面に過ぎないのに、いったい何をぐずぐず考えなければならないのだろう。


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つまるところ、僕が目指しているのは紀元前の残骸である、このようなものであるかもしれない。そう。みんなが飽き飽きしてしまったもの。
日々いろんなことが起こり、その度に美術家が言及するべきものについて散々語られるけど、移り変わるトピックに駆けつける気持ちは薄い。当事者になったときに、初めて扱えるものを描きたい。

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突如として個展の御知らせ。

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成山画廊にて 2013年10月25日 金曜日 〜 29日 火曜日。
タブロー1点とドローイング2点という、ささやかな展示。
現在人手不足の成山画廊(笑)。神がかったドローイングを描く、佐藤允くんが、セッティングを手伝ってくれました。

正味5日間だけの公開日。本来日曜休廊ですが、店番の方がいたようです。

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NESPRESSO を使いはじめてみた。

20131020スペインから帰国して困ったことがある。それはBARが当時の日本にはほとんど存在してなかったという事。朝起きたら濃厚なエスプレッソを流し込み目を覚ます毎日、昼には赤をハーフボトル空ける、というラテンの悪習慣を2年間ほど続けた身には、とても違和感がある事でした。もちろんカフェ用のエスプレッソマシンの購入も(主にメカ=金属に惹かれて)幾度か画策しましたが、掃除の手間やコスト、自分がエスプレッソを飲む頻度を考えると、踏み切れずにいたのです。

気付けばそんな生活を自分自身がしていたことさえ忘れていましたが、ここ数年、内外のホテルに泊まると、NESPRESSO というシステム化されたパーソナルなエスプレッソマシンを目にする事が多くなりました。奇異に感じていたけど、それが普通に美味しい。そこでこの夏、研究室でメンバーの集中する仕事時間を高いレベルに保つ為に(と言い訳して)コンパクトなボディのコーヒーメーカーPixie C60チタンと、カプチーノのミルクの泡立てができるエアロチーノのセットを導入することにしました。調べてみるとランニングコストもそんなに高くない。1杯70〜80円程度の計算。フレーバーは20あまりも種類があって、それぞれにカラフルな色を割り当てられた、アルミ製カプセルに1杯ずつ密封されていて長期間劣化しない。純正のカプセルホルダーも販売されていて格好いいけど、回転が早いので僕は実験用ビーカーで代用してます。意外と似合うでしょう?

学生にはドリップする珈琲を煎れるのが得意な腕自慢たちがいて、煎れてもらう事自体嬉しいし、味もなかなかなのだけど、エスプレッソというのは、いわゆる珈琲とはまったく違う種類の嗜好品なのだという事を思い出しました。

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PASCAL MÖHLMANN による肖像画について

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パスカル・モールマン「Speed Painting 」展が開催中です。開催を前にして、画廊で描いていただきました。いつもとは逆(笑)。僕が普段描かせていただいている、みんなの気持ちがちょっと理解出来たような気がしたのでした。
パスカルさんは総入墨のいかつい外見ですが、とても優しい。恐るべき速度と的確さ。他にも、安藤サクラさん、松井冬子さん、福島リラさん、そしておそらく鈴木理策さんなどもモデルを務めた肖像画が並びます。

パスカル・モールマン Pascal Mohlmann 「Speed Painting 」展
「彼が画家としてシャッターを押すのではなく,モデルにその瞬間を選ばせる。ある意味で親密感あふれるアーティストとモデルの合作なのであるが、従来の理想の美しさからは遠く離れたものである。しかも普通はしかめっ面など一瞬の出来事である為、顔面筋肉がすぐに痛くなる。全てが速く行かなくてはならない。強い,荒いブラシストロークと巨匠にも劣らない技術を使い、モールマンは30分以内で肖像画をキャンバスに叩きつけるかの様に描く。(アンナ・フォン・センガー  ジャーナリスト)」
2013年10月4日 金曜日〜2013年10月19日 土曜日
成山画廊:東京都千代田区九段南2ー2ー8 松岡九段ビル205号室

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金属フェチの心 58 抜歯用プライヤー

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諏訪敦研究室のプロジェクトが一段落しました。福武教育文化振興財団の助成と御厚意で、文化財クラスの美術品を借り出して研究した2週間余の濃い格闘の日々も、すぐに通り過ぎてゆきました。
軽い打ち上げをグァテマラ人の焼くお好み焼き屋で催し、その流れでチームメンバーの狭い下宿に転がりこみ、くだらない話を夜更けまでごちゃごちゃ話しながら、そしてときには上の空で「これも小さな死かもしれないなあ」とかぼんやり考えていたら、メンバーのひとりが「誕生日もうすぐでしたよね」と、これをくれました。
時代も生産国もわからないけど、抜歯用のプライヤーであることだけは、はっきりしているのだそうだ。たとえそれがどういうものでも嬉しかったけれど、とてもいいサイズ感で物としてもなかなか。曰く別に気張った物ではなく、私が〝金属フェチ〟というのを日頃ふと思い出す事があるそうで、たまたま買っていてくれたとのこと。たまにはこんなこともあります。

新幹線の車窓にて。

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金属フェチの心 57 閉じ込められていたもの

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アンティークのポットをずっと使っていますが、休憩で皆にお茶を煎れていたら、急にこんなものが注ぎ口から〝からり〜ん〟とこぼれてきたのでびっくりしました。

英国製の精密ドライバーでした。最初は特大の茶柱かと(笑)。茶渋で真っ黒にコーティングされていて、なんだか分からずに掃除したら、現在は見かけない真鍮製のハンドルが現れました。

あのポットは1940年代に英国で製造されましたが、やがて古物として売られ、日本のディラーに買われて海を渡ってきたものです。そうすると最長で70年あまりもの間、ポットの中に閉じ込められていた可能性もあるのです。さぞ心細かったことでしょう。そういえばずっとカラカラ謎の音がしていたのでした(笑)。

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Imago Mundi


Luciano Benetton 氏のコレクションショウ『Imago Mundi』が、開催中であるヴェネツイアビエンナーレ collateral event のひとつとして、27日、オープニングをむかえます。
今回は作家としてだけではなく、セレクショナーのひとりとして関わりました。僕が選んだのは日本陣営の一部にすぎませんが、まだ泥のついたような無名の画家から、デザイン界の要注目作家まで、意欲的な人選をしたつもりです。
Imago Mundiは、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレの Collateral Event と位置付けられ、参加国はオーストラリア、インド、韓国、アメリカ、そして日本の5カ国の同時開催となっています。
海外で出版されるカタログ(FABRICA社)は建畠晢氏が執筆。
会場:Fondazione Querini Stampalia
住所:Castello 5252 (Santa Maria Formosa)
www.querinistampalia.it
会期:8月28日 – 9月27日
開館時間: 10 am – 6 pm, 月曜休館

The exhibition Imago Mundi presents the collection, made up of more than a thousand small paintings, (all in 10x12 cm format) that Luciano Benetton has collected travelling around the world. The collection exhibits the works acquired in Australia, India, Korea, United States and Japan.

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いただいた本など。14

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御無沙汰のいただいた本を。この1週間のものを紹介します。
まず左上。三菱一号館美術館で開催中の「浮世絵 珠玉の斎藤コレクション」のカタログ。プロデューサーKさんに御案内がてら頂戴しました。かなりレアな浮世絵がゴロゴロ。御薦めの展覧会。
右は、第2回「このライトノベルがすごい!」優秀賞受賞者、深沢仁さんの新作。「睦笠神社と神さまじゃない人たち」。幻想的世界観が彼女には新機軸。ライトノベルの表紙はいつもながら照れるものがありますね。でもありがとうございます。
上條淳士さんより、「Sex」全巻を御送りいただきました。ちょっとタイムスリップ。文庫本になっているんですね。スライダースの蘭丸は、当時お気に入りのギタリストでした。

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巣について。

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このところ巣を思うことが増えた。写真はキジバト夫妻が放棄した巣です。お皿のようで、よく見るとけっこう精巧にできている。ここ数年、寝室の窓のすぐ脇の樹に楽しそうに巣作りをしては、早朝散々 「デデッポッポー」と睦まじくさえずり合う日々を経た末に、巣を放棄して去る、ということを繰り返している。

なぜ抱卵しないのか不思議だが、それなりの理由があるのだろう。ただのあずまやかもしれません。
巣と言えば、先日別宅に空き巣が。警察が頻繁にまわってくるようになったのが、日常の変化。

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金属フェチの心 56 KRUG MISSION の USB KEY

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MHD Moet Hennessy Diageo K.K. より、KRUGの鍵が届いた。
そういえばいつだったか、突然に KRUG MISSION というミステリーツアーに招待された。行き先も明かされずに連れて行かれた先は川崎のSOLSO FARM。 これは不定期に行われている、シャンパーニュKRUGが主宰する企画らしかった。

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横川正紀 DEAN&DELUCA 代表
脇屋友詞 Wakiya オーナーシェフ
諏訪敦 画家
荒木飛呂彦 漫画家
中村扇雀 歌舞伎役者
千住明 作曲家
舘野晴彦 幻冬舎
神舘和典 作家
齊藤太一 SOLSO FARM 代表
山本耕平 テノール歌手

KRUG6代目当主 オリヴィエ・クリュッグ

今回は「音」がテーマだったらしい。
予告なく送られてきた鍵のUSBメモリーには、その時に即興で千住さんをはじめ参加者全員で作曲した曲と、KRUGの泡が弾ける音、そしてRoland ピアノの音とがミックスされた、音声ファイルが記録されていた。アフターケアまで徹底してゲストを楽しませる思想が貫かれている。

その模様は現在発売中の雑誌『GOETHE(幻冬舎)9月号』に掲載されている。

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