このごろ

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新アトリエの建設が、3年がかりでやっと形になってきて、先日コンクリートの打設が完了しました。
僕がこの土地でいつまで制作ができるかわからないけれど、RC造とあって、ちょっとやそっとでは壊れそうもないものが出来上がる予定なので、アトリエとしての用途を果たしたら、個人美術館的なビューイングルームとしても転用できないか、考えています。

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先日新設なった、現代アートの若手発掘コンペ、テラダ・アート・アウォードの審査をしてきました。そのために汐留に泊まりましたが、窓からの風景が異様でした。見渡す限り、人の意図で作ったものしか見えない世界。端的に言えば、自然が全く存在しない風景。不自然とは文字通りこのこと。
コンクールの審査というものは、実はとても辛かった。それぞれの断片だけを提示されていて、そこから様々な想像と、更に調査もしなければ判断に自信が持てなかったから。粗よりは他人に御願いしなかったので、1次審査だけで、3日徹夜しました。
明後日、グランプリ(500万円!)と、個人賞のプレゼンターをやってきます。特別審査員として、スマイレージというアイドルグループの、和田さんという方が加わった模様です。


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金属フェチの心 65 南部鉄器がこんなものを。

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盛岡の御土産をいただきました。これは愛用出来そう(笑)。
猫文鎮。(岩鋳 IWACHU 文鎮 すましネコ)
南部鉄器は最近こんなものを作っているのか。ファンシーじゃなくて、好印象です。

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美大生の気晴らし。描写力の無駄遣い(笑)。

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ゼミ外の学生がこっそり鉛筆で描いて、渡してくれました。先日のフェルトの鳥といい、美大生の実力を無駄につかった余技。完成度の高さが笑える。ついでに原作(笑)漫画も貸してくださいました。読んだ事なかったな。これは。

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金属フェチの心 64 籠の鳥

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岡山のベネッセ本社屋まで出かけてきました。地下の即席プロジェクトルームでは、641研究室の学生たちが、貴重な夏を犠牲にして制作に取り組んでいる。僕はすぐに海外に出かけなければいけないので、その前の指示出しに。
休憩時間に学生たちが、ささやかな誕生日サプライズを催してくれました。コンビニのロールケーキを分け合う簡素なものでしたが、とても嬉しかったわけです。
問題は、プレゼント。いくら金属好きとはいえ、でかい(笑)。昭和40年代ころの、鳥籠。駅前の古物商で見つけたらしい。そういえば、小鳥を飼うのは現在よりもっとポピュラーだった気がします。
既に、ゆるいカタチの鳥が入っています。

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フェルト製。カラス? 青い鳥?
これ、僕だそうです。
眉毛の再現に悪意を感じる(笑)。日頃の描写訓練の成果(笑)。鳥籠は後輩たちのモチーフとして有効利用するとして、これも僕の宝物です。

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天野喜孝さんと初対面。

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先日、漫画家Sさんが、天野喜孝さん(右)に引き会わせたいと、エジプト料理屋さん(何故なんだ)をセットしてくださったので、??? と思いながら、のこのこ出かけてきました。
天野さんは制作者として大先輩だ。僕が生まれた年には、タツノコプロダクションに入社し、『みなしごハッチ』『新造人間キャシャーン』『タイムボカンシリーズ』等のアニメキャラデザインを手掛けてきた。平成生まれには、『ファイナルファンタジー』や、Hydeくんとのコラボなどの方がピンとくるだろう。
このところ、現代アートのシーンでも目にするようになり、今年のアートバーゼル香港のミズマさんのブースで、氏のタブローを拝見したばかりだ。
なんでも、僕の画集を以前から買って楽しんでくださっていたそうで、それが今回の会食の理由でした。制作にまつわるかなりディープなお話をうかがえました。中でも僕らの子供時代のセックス・シンボル(笑)、ドロンジョ様のコスチューム・デザイン秘話には、ぐっときました。子供の頃にいろいろ刷り込まれたクリエーターと時代を越え、接せられる事はこの世界ならではの経験で、とても不思議な時間でした。

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高等学校美術教科書 平成27年度新版に掲載。

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光村図書出版 高等学校美術教科書 平成27年度新版 『美術3』 に掲載されました。

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1ページ程のインタヴュー「美術の仕事」というコーナーです。見開きの向い側には、内藤礼さんのインタヴューも読めます。とても好きなアーティストなので、ちょっと光栄。

高校3年生が読むものですから、正直に答えています。内容は当然ながらエロは御法度(笑)。機会があれば、手に取ってみてください。

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金属フェチの心 64 佐藤允くんより団扇絵が届く。

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ギャラリー小柳のアーティスト、佐藤允くんより団扇絵が突如として届きました。
こええよ(笑)。
納涼とか言っているから、とにかく涼しくなってもらいたいらしいです。

このごろ僕は肖像画を描いていただく機会がぽつぽつとあるのだけど、団扇絵は初めてです。おでんや焼き芋もって、丑の刻参りなんて、熱いんだか寒いんだか、もうどうでもよくなってきます。金属フェチとか書いてあるし(笑)。
こういうアーティストになにか描いてもらうのは、内容はどうあれ(笑)こんなに嬉しいのものかと、していただくとしみじみ理解出来ます。

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芸術新潮 2014年8月号 表紙と巻頭特集を担当

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芸術新潮 2014年8月号の表紙と、特集「女と男のヌード」中、巻頭で16ページ程掲載になります。
芸術新潮として現代日本絵画のヌードを特集するのは、なんと20年ぶりだそうです。前回の巻頭は加山又造さんでしたが、今回は不肖・私がつとめます。現代アート領域のアーティストとしての掲載です。
僕のスタジオにモデルさんの御厚意で、記者と撮影者を立ち入らせての取材が実現しました。ヌードを扱う実際の制作現場をレポートすることは、実に珍しいことです。生きた現場を伝え、正直で記憶に残るページになっているはずです。是非手に取ってください。

2014年7月25日発売です。
撮影・広瀬達郎さん / 取材・ 高山れおなさん

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現地メディアの反応

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香港の個展について、スタッフが紙媒体の掲載誌を送ってきてくれました。
中でも、彼の地のクオリティーペーバーに該当する、明報 (Ming Pao Daily News) による、単独インタヴューを受けてみましたが、その誌面がちょっと気に入りました。話題は主に、新聞社の関心事らしく、故・山本美香さんの肖像作品と、僕のドキュメンタリー的なアプローチについてでした。
世界の中国語コミュニティに伝播力が高いので、故・山本美香さんの功績を広めることにつながればいいなと思います。若い女性インタヴュアーが一生懸命聞いてくださったのが印象的でした。

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他の掲載誌はこんな感じです。
反応は良かった模様で、明報によれば(笑)7月5日まで会期が再延長されたみたいです。あれ。僕は知らなかった。
表紙〜特集のものもいくつか。「號外」に取り上げられたのは嬉しかったな。

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大野一雄先生の命日『ひとりごとのように』特別上映。

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今年も大野一雄さんの命日に、日本のドキュメンタリーの牙城、ポレポレ東中野にて追悼上映を開催です!1000円の特別入場料金。
日時6/1(日)19:30
上映『ひとりごとのように』
大津幸四郎監督の舞台挨拶あり。僕も作品パネル展示で協力します。
写真は香港で初公開となった、大野一雄先生100歳の肖像画を見入る女性。こんなに大きい作品なのです。

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金属フェチの心 63 伊藤めぐみ監督、おめでとうございます。

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シリア内戦の取材中に銃撃され死亡した山本美香さん(享年45)の精神を引き継ぐべく創設された「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」の第1回授賞式が26日に開かれました。
僕に記念盾(トロフィー)のデザイン依頼をいただきましたが、僕は画家ですので監修として全体のイメージを考え、相談役+デザインに猿山修さんにはいっていただき、オブジェ制作に若手立体作家の渡辺遼君に御願いすることにしました。
オブジェは山をかたどったもののようですが、“祈り”がカタチを与えられたかのように見えます。
来年以降の記念盾はこれ同じものを継続するか、あるいは毎年違う若手造形作家の発表の場としての意味合いも持たせるべきか、現在思案中です。

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受賞者は、弱冠29歳の伊藤めぐみさん。対象になった受賞作品は、自己責任というフレーズでバッシングが吹き荒れた、「日本人人質事件」当事者の現在を捉えたドキュメンタリー映画『ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件…そして』
イラク戦争開戦直前、高校3年生だった少女が、日本政府がイラク戦争を支持するのを目にして、初めて「自分の戦争」という意識を持った経験を、年月を経て、ひとつの実直な作品に結実させました。 素晴らしい取材力を発揮した若い受賞者に恵まれ、この賞を、財団関係者とともに育ててゆく思いを新たにしました。
映画「ファルージャ」公式サイト:http://fallujah-movie.com/

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金属フェチの心 62 香港

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御無沙汰の金属フェチの心。
先週はずうっと、香港で個展にかかりっきりでした。
これは空港内のバスのつり革。昔のSFに出てくる駄目なロボットみたいでちょっと好きでした。

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海外初個展は関係者の評判も良く、6月末頃までの延長が決定しました。正式な会期は後日発表します。

Sleepers / Solo Exhibition of Atsushi Suwa
安睡者 諏訪敦 展
Kwai Fung Hin Art Gallery  G/F, 20 ICE HOUSE STREET, CENTRAL,香港


展招待客限定のレセプションで配布された図録 Sleepers は、拙著「どうせなにもみえない」に匹敵する内容で出版されましたが、色再現の品質がギャラリーの基準に達していないので急遽刷り直しになり、いまとなってはレアな初版は今夜の来賓だけにお持ちいただいて、残部は廃棄することにしました。6月10日に改訂版の販売が香港で開始されます。ISBNコード付きですので、日本でも取り寄せも可能かもしれません。情報は追って。

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佐藤和孝さんの依頼で描くことになった、山本美香さんの肖像画のインスタレーション。彼女のジャーナリストとしての功績も中国語、英語で解説。

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あべのハルカス美術館 特別展「東大寺」で、畏ろしいものをみた。

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なんだか景気の良さそうな、あべのハルカス。そこに誕生した地上16階にある あべのハルカス美術館で開催中の、開館記念特別展「東大寺」を、縁あって閉館後に拝見してきましたので、簡単に御紹介します。

※ このブログの館内画像は、主催者の許可を得て撮影したものです。

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会場に進むと、誰もがどこかで観たことがあるであろう、国宝『誕生釈迦仏立像』が、破格のすっぽぬけ感を発揮して「よおっ!!」と迎え入れてくれます。
繰り返しますが、彼は国宝です。スケールの大きな空虚さといいましょうか。この親しみ易さ、気安さはなんだ。
ちなみに後ろ姿はこうなっております。これは観たことないでしょう。

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近寄り難いイメージの仏像ですが、東大寺には人々に親しまれている多くの仏像があります。よく観察すると、意匠はそれぞれ意外な程ユニークだったり、かわいらしいデザインに身を包んでいます。例えばこんなものだったり。

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こんなものも。ファンキーな髪型ですね。いずれも平安の十二神将立像。重要文化財。日本の作例では、十二支を象徴する動物を頭上にいただくようになったそうです。


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ファンキーな髪型といえば、『アフロ仏』として一部で熱狂的なファンがいるという「五劫思惟阿弥陀如来坐像」の東大寺蔵と五劫院蔵の二体が奇跡の?そろい踏みです。この仏像マニア垂涎の風景を拝めるのは、4月15日(火)~5月18日(日)。当然のことながらこれはアフロではなく、かつて修行者であったとき気の遠くなるような年月を座禅を組み瞑想し、ある境地に至った果てに螺髪が長く伸びてしまった状態の阿弥陀様を表しているそうです。ともに重要文化財。

実は友人を訪ねるのが目的だった為に、この展覧会の予備知識がゼロだったもので、展示物のユニークさにばかり喜んでいると、不意打ちで凄いものを見せられました。

これです。


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「俊乗房重源上人坐像」(国宝)。これはアウラという概念や感覚が確かに存在するのだと、思い知らされる強烈なものです。こんな傑作を至近距離で観られるなんて思わなかった。久々に動けなくなるという体験をしました。まったく凄まじい。


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我が国の肖像彫刻の代表作にして、鎌倉リアリズムの極を示す姿という賛辞でも言葉が足りない気がしました。これは正に写真とかではわかりません。会場には他にも主に江戸時代の肖像彫刻の佳品がいくつかあったのですが、あきらかに「重源上人坐像」は遠くから観ても違うのです。違うとしかいいようがない。是非目の前にして、彫刻が持ちうる“圧力”を実感してもらいたい。
言葉が足りず馬鹿な表現をしますが、掛け値無しに不思議な体験をさせてくれるものでした。

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重要文化財の「弥勒仏坐像」(平安時代)。たった像高39.0cmの木彫がどうしてこんなにも大きく見えてしまうのか。実に幻惑されました。
このように他にも実際に目にしなければその不思議さがわからないものが目白押し。おすすめの展覧会です。

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海外誌「藝外ARTITUDE」表紙掲載

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台湾の美術誌「藝外ARTITUDE」No.56 2014年5月号に表紙~特集が組まれています。
記事内容は5月21日に初日を迎える香港の個展プレヴューと、吳嘉瑄氏による作家概論。

《封面故事》 揭露生命深處 諏訪敦的人物畫
         文/吳嘉瑄
         圖/攝影∣季豐軒

《藝外ARTITUDE》 是關注亞洲當代藝術的雜誌,提供華人地區當代藝術展覽、活動、市場等相關訊息,並深入討論當代藝術現象。
● 出版社 : 雅墨文化事業有限公司
● 月刊版
● 発売日: 2014/5/1

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猫たちの王、来日。「バルテュス展」プレビュー

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「20世紀最後の巨匠」の異名をとる画家、バルタザール・ミシェル・クロソウスキー・ド・ローラ伯爵、通称バルテュス(Le Comte Balthazar Michel Klossowski de Rola, 1908 〜 2001)の没後初の大回顧展に美術手帖さんの縁で、プレビューを拝見してきました。

スイス大使やNHK、朝日新聞関係者らが列した開会式。
スピーチする監修のドミニク・ラドリッツァーニさん、右奥に、節子・クロソウスキー・ド・ローラ・伯爵夫人、愛娘の春美さん。
※ このブログの画像は主催者の許可の下、撮影したものです。

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最初のセクションではこういった珍しい作品も観ることができます。母バラディーヌ(Baladine)の水彩画、愛猫ミツを抱く小さなバルテュス。この猫を題材に少年時代に描いていた40枚の素描画集『ミツ』(Mitsou)が出版され、芸術家としての萌芽をみます。

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もちろんこの作品「猫たちの王」 も来日しています。
青年画家バルテュスのナルな自画像。
1935年 / 油彩、カンヴァス / 78x49.5cm
© Fondation Balthus, depot Musee Jenisch Vevey

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やはり現物を目にすることは、かけがえのない体験なのです。大作を前にすると、それをより実感できます。

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バルテュスに関する書籍は日本でもいくつか手に出来ますが、このように本展では初期のタブロー、デッサンなど、ほとんど画集では掲載のない作品も多く含まれていることが嬉しい。大作のタブローの充実はいわずもがな。
この春、観ておいた方がいいと思う展覧会のひとつです。

余談。
僕はバルテュスとの関連を指摘されていますが、少女を描いたことはほとんどなく、御両親の依頼で描いた、実はその1度だけ。限定しているわけではないのだけど、絵画のインスピレーションの元は大人の女性です(笑)。

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ちょっとお知らせ。

香港の James Christie Room で開催される企画展に出品予定です。
Currents Japanese contemporary art
会期は 5月9日 〜 28日(20日 〜 アポイントメントオンリー)。

今年はアートバーゼル香港に不参加ですが、そのシーズンにいろいろ準備しているのです。現在はシッピングに間に合わせるべく制作中。まだ公開できる情報は少ないのですが次第に御知らせしていきます。

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美術手帖さんのインタヴューを受けました。

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20世紀を代表する具象画家のひとり、バルテュス。日本では20年ぶりの回顧展が、過去最大規模で開催されるそうです。僕は美術手帖2014年5月号バルテュス特集に寄稿いたします。

Gagosian の特別展 “ Balthus : The Last Studies” で公になった晩年のポラロイド(夥しい少女の裸像)は、芸術か否かという議論が生まれたようですが、それは彼のスキャンダラスなデビューからずっと付き纏ってきたものでした。

ユリイカ(青土社)さんも特集ですね。「4月号 特集=バルテュス 20世紀最後の画家」( 会田誠 , 平野啓一郎 , 松井冬子 , 原田裕規氏等) 。
美術手帖は意外な程若いスタッフによって編集されていて、新鮮な気分で仕事をさせてもらっています。左より、聞き手になっていただいた福住廉さん(美術評論家)、編集の望月さん、初対面の森さん。4月17日発売と後発の出版ですが、今回僕はこっちのチーム(笑)。制作者としての所感を寄せました。是非。

余談。
3月15日に広島市現代美術館で、現代建築の「アトリエ・ワン」について簡単なトークをすることになりました。(僕の絵画のお話はしませんよ)
僕のような極北画家に、あの柔らかな建築家ユニットの解説など務まるのか自分でも甚だ疑問ですが、僕は過去に某スーパーゼネコンの設計部勤務をしていた時期があったのです。展示中の「アトリエ・ワン」作品に入り込み、体験しながらのトークです。

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取材カバンの中身

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現在、福島に取材に来ています。奇しくも3.11になりましたが、取材内容に直接の関連は無く、偶然なのです。
年中出歩いている生活に鍛えられてかなり旅慣れてきました。最小限の装備が入ったカバンを引っ掴んで、すぐに海外へでもいける感じです。

ホテルで今回の中身をチェックしてみました。
左から、Sissi のレザージャケット。〝旅〟がコンセプトのブランドのもので、小さく丸められ水洗いが出来ます。カバンはYOSHIDAのLUGGAGE LABEL廃番品。20年程使い続けていますが決定的に駄目にならない、丈夫で容量が大きく、バックパック持ち込み禁止の美術館、例えばウフィツィやプラドにも手提げに変形させてもちこめるので便利。筆入れ2個、名刺入れ、60W MagSafe 2、スマホ用電源アダプター、SONY製携帯リチウム電池、コンパクトだけどプライスと性能のバランスが良い SONY製 DSC-RX100、医薬品ポーチ、高密度繊維眼鏡拭、「ここは俺がくいとめた…お前は幸せになるニャ…」吸盤付き猫スタンド、ブラシ、本業に不可欠なスケッチブック、13inch. MacBook Pro Retina、パソコンスリーブは FREITAG (長距離トラックの幌のリサイクルで有名なブランド。riri 製 zip バージョン)。あとは着替えとホテルで配布している地図など。

僕は旅先で「荷物が少ない」とよくいわれますが、余計なものも入ってますね(笑)。

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金属フェチの心 61 BRUTUS誌に掲載。

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一般誌 BRUTUS のライターさんがこのブログを御覧になったそうで、取材依頼をくださいました。今週発売の BRUTUS 771号の「THE COLLECTORS 2014 手放す時代のコレクター特集」にて、僕の狭いアトリエにいつのまにか吹き溜まってしまった、国産金属製手回し式鉛筆削りたちが紹介されております。本業の話題ではないけれど、コンビニなどで手に取ってください。表紙にもちょっと出てますね。
それにしても。世の中にモノの魔力に憑かれた方たちは数知れずで、とんでもないマッドコレクターたちを、このイシューでは目にすることができます。制作の季節的なストレス発散に過ぎない僕の蒐集癖は変態度としてはまだまだ軽いものだと、妙に安心させられるものでした(笑)。

取材時のエピソードを。
ライターさんは編集者さんに、取材先が画家の諏訪敦だと伝えてなかったそうで、当日何も知らずに訪れた編集者さんを慌てさせてしまいました。ただの変わり者のコレクターだと思っていらっしゃったらしいです(笑)。

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御無沙汰の更新

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御無沙汰の更新ですので、自分の仕事報告を。
現在、荒っぽくデッサンしたものに簡単に明暗塗り、1日経過した状態。
これはちいさな連作の5作目。基本的に僕は、ごく限られたモデル協力者の継続的な仕事で制作が成立しているのですが、この連作では人物の顔貌にバリエーションが必要になりました。

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金属フェチの心 60 PEUGEOT コーヒーミル G1

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プジョーは昔、刃物/金物類製作企業だったそうで、コーヒーミルに至って、二重螺旋構造の臼を発明したそうです。「G1」は、1950年~52年にプジョー社創業百周年記念に発表された手動式ミルで、樫のハンドル以外は総て鉄製。トップにあるナットから、順に比較的簡単に分解〜清掃が出来、美しい円錐形状のミル刃もすぐに観察できます。
シンプルなデザインに、厚い塗装の剥離がみせる鉄の色気。デッドに近いコンディションなのに実用にするなんて、コレクターならとんでもない行為でしょうけど、僕はアンティークであろうとレアであろうと道具なら使いたいのです。641LABO.のカフェごっこではバリバリの現役で大活躍です。それほどに使いやすい。

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