2007年10月
男たちの別れ その後
今日はまじめな話を。
この秋は前田常作先生、磯江毅さん、私にとって大事なひとたちを立て続けに失いました。
磯江毅さんについてこのサイトを通して、訪問者の方からコメントを求められていましたが、自分自身納得していないこともあって避けていました。でも公に彼の死が知れてしまった現在、無視する事はできません。
ブログというラフな場ですので簡単なコメントで許してください。
彼はスペイン時代、日本語で絵画について遠慮なく話し合える唯一のひとでした。
それは帰国後も変わりなく続き、少なくはない年齢差にも関わらず、彼は闘争に近い真剣さをもって私とつきあってくれました。会話は遠慮のないひりひりした応酬に発展するのが常でした。周囲を心配させる程に。
絵画に身を捧げる事への絶対的な信頼、気迫は私に示唆をくれました。
彼と最後に話し合ったとき、お互い違う作家になりつつあることの価値を認め合えたことが嬉しかった。
もう、ひりひりした会話は出来なくなりました。
でも作品が残っている事。 画家同志で良かったと思う。
彼に教わった学生もいるでしょう。友情を感じた方達もいると思います。みんなに言いたい。
彼に関わった事を誇りに。
私もそう思っている。
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HANOI ROCKS
昨日は夜、なぜかHANOI ROCKSを見に行きました。いつきても渋谷は人が多すぎて疲れます。
さて、肝心のHANOIですが、アンディさんがかなり復活していてよかった。相変わらずへたくそなのは変わりようもないが、おなかも引っ込んでくねくねしていたし。(笑)セットリストが新曲中心なのも感心。ベテラン再結成バンドにありがちな金回収目的の懐メロバンドに堕しておらず、現在進行形のバンドでありつづけようとする気概を感じました。
でも何であんなにキャパの小さなところでやるんだろう。人を入れすぎていて、かなり危険な感じがしました。バンドメンバーに気を遣わせてどうする。
軽井沢パッション
昨日は福井江太郎君の来週から始まる個展のプレビューパーティーに行きました。おおきな牡丹が爆発している大作5点(PASSION FLOWER。なるほど。)を眺めながら、東邦アートのバブル遺産、軽井沢の村荘閑花風で料理研究家の増井洋子さんの料理をいただきました。
私は一応サプライズゲストという事でしたが、あんまり驚かせられず申し訳ない。(笑)
福井君とは数年振りにゆっくり話せました。ここんとこお互いの展覧会場であわただしく黙礼するのが続いていたから、良かった。話題は絵画に他者の手を関与させる事はどこまで許容できるか。など。
寝ている間に美しい助手が絵をすみやかに進めていてくれたらどんなに幸せだろう。
千々岩夫妻もCUTE。
軽井沢はさむいっっ!迷うと死にます。
サマソニのTVを観ながらこれを打ってますが、
モーターヘッドかっけ〜!!!(大笑)
全然進歩してない。レミー顔面のイボがでかくなっているし。太ってカストロかと思った。くそじじいがあれをやっているのは感動的だ。時はダサさを洗い流す(格言)。
11月のコンテンポラリー・アートフェア、急遽出陣依頼。ちょっっと悩む。
うっかり
昨日はあまり自分の事はできませんでした。知人から預かった由緒正しきイコン(何しろ函館ハリストス教会由来)を手にぶら下げて電車で(笑)東京芸術大学まで修復の相談に持参。ひとさまのモノは神経がすり減ります。電車などに置き忘れたら弁償できない。(私は自分の絵画を置き忘れた事、あります。)いつも主張の強いアーティストどもにもまれていると、職人である修復家のつつましやかさは快い。
ついでに岡倉天心展を拝見。華やかさにかける展示でガラガラ。でも充実した内容。行ってよかった。
帰宅後、気絶寝。12時間目覚めず。
メモリのストラップマスコット。ダミアン・ハーストばりのホルスタインです。モツ関係には詳しくなりそう。このシリーズは豚が秀逸なんですよ。
全身をそばだてて
病院裏の公園では、歩き始めたばかりの仔猫が、お母さんとひなたぼっこです。こちらに気づかず呑気に寝ているように見えるけど、実はバリバリ警戒を怠らない。全身をそばだててこちらをみている。
今日から東美特別展です。昨日セッティングしました。関係者と合議の上新シリーズの大きなものは結局まだ非公開としました。TPOを考えたという事です。新シリーズ作品は佐藤美術館での個展が初公開、初展開の場になりそうです。
とは言えがっかりして返したくはありません。代わりといっては何ですが、おそらく私の作品の中で最も知られているだろうと思われる作品を展示します。
制作中であったり、アトリエから持ってきたばっかりと言った風の生臭い展示は私のブースだけのようです。周囲のブースはそこらの博物館が裸足で逃げ出しかねないシロモノがちらほら。やばいです。それが流通している現場。美術商の底知れぬどす黒さを体験したければ、是非。








