« 六花のつゆ | トップページ | 謎のいきもの »

男たちの別れ その後

今日はまじめな話を。
この秋は前田常作先生、磯江毅さん、私にとって大事なひとたちを立て続けに失いました。

磯江毅さんについてこのサイトを通して、訪問者の方からコメントを求められていましたが、自分自身納得していないこともあって避けていました。でも公に彼の死が知れてしまった現在、無視する事はできません。

ブログというラフな場ですので簡単なコメントで許してください。

彼はスペイン時代、日本語で絵画について遠慮なく話し合える唯一のひとでした。
それは帰国後も変わりなく続き、少なくはない年齢差にも関わらず、彼は闘争に近い真剣さをもって私とつきあってくれました。会話は遠慮のないひりひりした応酬に発展するのが常でした。周囲を心配させる程に。
絵画に身を捧げる事への絶対的な信頼、気迫は私に示唆をくれました。

彼と最後に話し合ったとき、お互い違う作家になりつつあることの価値を認め合えたことが嬉しかった。
もう、ひりひりした会話は出来なくなりました。
でも作品が残っている事。   画家同志で良かったと思う。

彼に教わった学生もいるでしょう。友情を感じた方達もいると思います。みんなに言いたい。

彼に関わった事を誇りに。

私もそう思っている。

|

« 六花のつゆ | トップページ | 謎のいきもの »