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2007年12月

年末

20071231_2頭が丸いですね。今年はこんな感じでした。
来年の『複眼リアリスト』はよろしく。みなさん良いお年を。

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雑感。

20071227クリスティーズ 香港でASIAN CONTEMPORARY ART 部門に私の作品がかかった件です。

既に日本のメディアにも出てしまいましたので、一応簡単なコメントを出します。

オークション全般についてはまだまだ傍観者として見物していたかったのですが、私の意思とは関係ない出品であったにせよ、CONTEMPORARY ART 部門の俎上にあがり、一定の評価がなされたことになります。私は国内のカテゴライズはローカルな偏見にすぎないと考えてきましたが、海外オークションの作品選定において評価すべき同時代の制作物として、取り上げられたという事実のみに目を向ければ、やっと普通に扱われたという感があります。そこは良かった点です。
海外での先行評価というのはどの分野でも散見するケースですが、同時進行的に国内でも同時代の美術として私に関心を向けて下さる関係者の方々も現れ始めました。
私が出来る事と言えば、絵画の枚数を増やせる訳でもありませんしクオリティーは薄めないように心がける程度です。これからの変化をじんわり気長に見守ってくれる事を切に願っています。

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新丸ビル地下の物件

20071226今日は、またも準備の為に右往左往。ミーティングまで時間が空いたので、東京駅までまわって、美大〜会社時代の同級生のイラストレーションが、新丸ビル地下にディスプレイされているというので、見物に。
まよいまよい。
上野真理さんという建築レンダリングの世界では既に定評のあるひとの大作。アートではないのだけど、スターに後追いで巷に増殖する中途半端な浮世絵サンプリング系のアーティストさんたちなんかよりは、よっぽどスキルが高度。さすが国家資格保持者。職人の作業は無責任さが無いのが素晴らしいです。

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クリスマスプレゼント

20071225クリスマスプレゼント、

届きました。

魚・・・w。

北海道のA夫妻、ありがとうございました。
ねこどもも熱狂でした。

クリスマスは皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。
私は学芸員とホームセンターをうろうろ。
おっさんふたりつれだって、祝日の昼下がりホームセンター。そうとう萎えるシチュエーションでございました。
会期まで年末年始返上で準備&制作の日々。
来月の月刊美術の特写も眼の隈がばっちりです。

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便利堂の職人

20071222一昨日から京都に行っていました。実は、『複眼リアリスト』でのコラボレーション企業というのは、便利堂という、世界的にも希少な古典印刷技術コロタイプで知られる企業です。
私としては初のマルチプルのプロダクツを、主に文化財保存に携わる職人さんたちと制作していて、それで寺巡りも芸者遊びもせずにコロタイプ工房にずっと詰めていた次第。
目標は「印刷物のワークスマシン」。他人に委ねるというのは私としては初体験だが、凄腕職人の山本修さんの所作は眺めるのは楽しい。
『複眼リアリスト』で実演イベントを打つので、美術ファンならずともハードコアな印刷ジャンキーの皆さんは必見。
1月26日14時〜17時。
先着80名なので、予約が必要かもしれません。

その後大阪に移動し、数年ぶりの友人と涙のニアミス。
さっきやっと東京に帰ってきたら、街はクリスマスの混雑で暑苦しい状態。それでもあせあせ六本木を抜けて、今年何かと助けてくれた助手の長谷川冬香さんが個展最終日というので転がり込む。とっても良かった。才能あるよ彼女は。何が良いって名前の響きがいい(笑)。

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アート・トップ 219号

20071220_3アート・トップ 219号

発売になりました。
中特集16ページ。
是非書店でご一読を。これは「複眼リアリスト」のサブテキストとして佐藤美術館でも販売予定です。

http://www.gei-shin.co.jp/arttop/at0.html
普通雑誌では踏み込めない領域の取材もあったと思います。それを記事として成立させたエディターの筆力に感謝。
アトリエ猫のカムパもちゃんと登場です。

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kiss

20071218昨日は山形新幹線に乗って、大学へ卒業制作のチェックに出かけました。これは山形方面と仙台方面とで途中分離する車両の結合部分。なんか格好いい。
それはさておき卒業制作はなんだか例年になくのんびりした進行具合。作家指向の連中には特に大事なものなのに。大丈夫か。
その後助手さんと、描写系学生二人と焼き鳥屋さんでプチ飲み会。Oさんより「東京テレビ塔の会」入会の意思表示が(笑)実体がないのに。ちゃんとやろうかな。
今日はこれから宮いつきさんらと座談会。

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穢れの無い奴め。

20071213犬派に宗旨換えしたわけではございません。猫の精密検査の為に訪れた動物病院でやけにまとわりついてきた、他所様の犬です。犬野郎です。
かわいい。
ただ可愛いだけの生き物。家の凶獣の爪にかかればイチコロであろう。犬のくせに。でも可愛い。ただ、こいつの眼を見ても、どこか心が通じ合いそうにないのは何故だろう。多分、黒目がちすぎるせいだ。

一昨日は訳の分からん日でした。気づけば玄関に私を心配して救急隊が。
私はただただ寝ていただけなのに。謎だ。

昨日は写実絵画界(大笑い)を揺るがしかねないどす黒い議題の為、銀座ホテル西洋で密談。鰐喰い。マルゴーするする。虚無への供物。

CRAZY DAYS。

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本の価値

20071214私は本だけは逡巡せずに買う事に決めている。どうしても後に後悔するよりは、という考えだ。でもそれは物欲というより、大事な情報、という意味での後悔は回避したいという事です。

右は、毎度おなじみの本ですが、版元品切れで重版もしない意向でいます。私は。すると古書業者もさるもので、その情報を知ってか2~3万円あたりでネットでは取引されているようです。
不健康な状況ではありますが、それも可愛い現象だと思い知る情報が。

左はAntonio Lopez Garcia さんの1990年にRizzoli Intl Pubnsより出た、現状で最も充実した作品集ですが、19万円あたりで出品されています(2010)。
笑って見ていましたが、買った奴がいるという事です。まったくクレージーなことです。
良い本である事は間違いないけど、本の価値ではないよな。
ネットで価格は全世界で比較される時代にはなり、平等にモノは得られるのだけど訴求が集中するとおかしな状況が生まれる例です。

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田沼武能先生に撮っていただきました。

20071211田沼武能先生の御高名は子どもたちの写真など、人物写真の達人として私でも存じ上げていましたが、あまりに柔らかい物腰でいつの間にかリラックスしてしまいました。

撮影する先生を逆撮(笑)。

来年1/20発売の月刊美術でこの模様は掲載予定。

アトリエというにはあまりに粗末で狭小な一般住宅での撮影は何だか申し訳ない感じでした。
嘘っぽい顔してなけりゃいいけど。お楽しみに。

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講評会

昨日は2年生の進級制作の講評会だった。
なんだか丸山さんと私は苦言を言う役回りに自然となってしまった。

別に制作はどこまでも個人のものだから、ヒトからとやかく言われるものでもないし、適当に良いところはどんな制作にも見つけられる。おだててやり過ごす事もできる。でもそれだけでは毒にも薬にもならないから(また憎まれるんだろうなあ)と、ぐずぐず思いながらもキツい事を言い続けた。
ああいう見方をする人もいるんだなあと思ってくれれば充分です。酷評されたからといって自分の方向性を変更する必要は何も無い。
いくつか、おっと思うものもありましたが。それは楽しかった。
帰宅後は私もどこかやりきれない気分でダメージを感じてぐんにゃりしていました。
ムサビではあと卒業制作の講評をしたら、一度辞める事になります。

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前田常作先生

昨日は、前田常作先生を偲ぶ会が開催されたので出席。言わずと知れた戦後現代美術のスーパースターである。
パーティー形式でそれは多くの方が参列されており、先生の影響力の偉大さを感じましたが、何より代表作が、かなり初期のも含めて展示され凄いものだった。後援者の厚意だそう。
昨今、私は所蔵者との関係に悩む事が持ち上がっていて、ここでも先生に何か示唆を受けるような思いで作品をじっくり眺めました。私の初個展は先生の御尽力で開催にこぎつけたのだ。あれがなければ、私は画家になれたかどうか。恩人である。公私ともに。
息子さんの最後の謝辞はとても気持ちにくるものがあり、幸せで、なにより誠実な先生だったんだと再認識しました。

写真は何の関係ないけど、細密金太郎あめ。小さい。先生は手仕事の大事さを会うたび事に私に語られた。それは私の根幹であり続けている。

20071210


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カメラピープルと雑感

20071209
ここでは御馴染みの船寄君が、またまたカメラピープル2の表紙と言う事で、プチ宣伝を。
一般応募から選ばれた100人による100枚の“フィルムカメラ”で撮影された写真集。Coccoのインタビューもあるそう。出版社:ピエ・ブックス、1,680円。
このところ快進撃ですね。先月はガッキーこと新垣結衣さんの雑誌撮影もしたし。今月は成海璃子だったそう。いい仕事してんなあ(笑)今回は表紙だけだそうだけど、見てあげて下さい。

このごろ私はコンテンポラリーや別ジャンルの若いアーティストたちから、「学生のとき影響受けました」とか「本持ってます」などと告白される機会がなぜか増えた。去年あたりからの現象だ。リアリスト=反革命/古典的という偏見意識が薄まったのか、私自身の傾向が変化して来たのが察知されたのかはわからないけど、確実にオッサンになったと言う事だけは本当だ。

そう言ってくれる連中に共通点を挙げるなら、技術を疎かにしていないひとが多い気がします。

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毛玉

20071206鳥取の砂女ことAちゃんから、猫画像。先月、庭ではっけんした子猫5匹のうち、単独行動ばかりしていたやつだそうです。どうしてこの頃の子猫はこんなに毛足が長いのでしょうか。冬場に生まれるとこうなのかな。来年には至極普通の茶虎になっているはず。

それにしても、Sponsored Linkって外せないのかな。日によってはとんでもねえリンクが張られていて不愉快です。有料Blogにするしかなさそう。

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ミュージアムグッズ

美術館の個展と言えば、ミュージアムグッズを作る事が半ば義務な訳です。「複眼リアリスト」でも、ささやかなラインアップですが準備中です。お楽しみに。定番のポストカードは5種類程作ります。
現在開催中の北海道立近代美術館「Born in HOKKAIDO 大地に実る、人とアート」展でも、要望があるようなので出品作が重なる2種についてだけ、先行販売します。既に展示を見てしまいグッズがなかったのを嘆いている方もいたようですが、これは入場料を払わずともミュージアムショップで買えますので、お近くの方は是非。100円税込み(安)便利堂謹製の美麗印刷。20071204


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飲茶

20071203師走ですね。師も走るっていう具合だから、私何ぞは忙しいです。やっぱり。昨日は家でずっとMACの前でオンライン校正作業。某誌の第二編集室のようでした。

蒸篭は便利です。この季節になるといつもそう思います。簡単で、ボケ画家にもちゃんと飲茶が用意できます。在宅作業の楽しみはこんなものでしかありません。

余談。ていうか、全部余談じゃん。

皆さんは寝言はどうされているでしょうか。強烈な事言って指摘されても、数日後には綺麗に忘れてしまうのは何故でしょう。
先日私はアトリエでうたた寝の際、

「もぐらみたいな宇宙人しか居ないからいいよ」

と言っていたそうです。楽しそうな夢でも見ていたのでしょう。

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