金属フェチの心 06

またまた、最近買って、心の底から良かったと思うもの。
湯たんぽ。
7世紀の唐では湯婆=たんぽ と呼び(ゆばーばではない)妻の代わりに抱く暖房器具という意味であったそうです。猫を抱いて寝た方が無難そうですね(笑)。
あのですね。量販店とかでよく見かけるポリタンクのような下品なオレンジ色したプラスティックの、あんなの買ってはいけません。fashy社の抗菌性の高いPVC 製の水枕みたいなのもいいけど、湯たんぽと言えば、この三葉虫みたいな、これでしょう!
昭和初期の陶器製も渋いけど、いまどきトタン製ですぜ。
使ってみたら、いままで冷え性で苦しんで、散々いろんな電気器具を渡り歩いたのがアホ臭くなりました。空気や皮膚が乾燥しないんですよ。2000円もしないので安いし、注ぎ口のブラスも美しくて金属は愛でられるし。低温火傷には気をつけないと。
| 固定リンク
私の数年来の作業椅子はコンテッサチェアです。Giorgetto Giugiaroデザインというのはともかく、この手のものでは抜群に堅牢に出来ているけど作りが繊細で気に入っています。本来オフィスで使うもので、アトリエには似合わないとお思いでしょうが、姿勢を固定する事の多い作業の中で、腰痛の軽減におおいに貢献してくれています。ヘンな懐古趣味に迎合している場合ではありません。

これはうちの猫ではありません。



内容は国内外の招聘作家、広島市立大学とその提携校よりの学生作品が混在したもののようです。
その建物の上階には、イベントとは無関係に世界中から広島に贈られた平和の祈りを込めた千羽鶴の長年の蓄積がありました。このおびただしい「善意」の物量は、単なる巨大な体積なのですが、あまたの美術家の「表現」を圧倒してあまりあるとも感じられました。この折り鶴という形骸化した作法をトレースすることで表現される「祈り」は実効性があるのか、リアリティをもっての行為なのか、考えさせられるものでもありました。





