« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

ぬくぬく。

20090227先日MUJIで新生活布団セットという、進学あるいは就職のために一人暮らし初体験をするであろうおのぼりさん向けの商品を見ましたが、安さに驚いてノリで買ってしまいました。それをやばいなあと思いながら、聖域、スタジオに持ち込んで、モチーフ台に簡易ベッドをしつらえたら、それはそれは予想外の気持ちよさ。気分はミラバケッソ!なのです。作業をする為に頭を切り替えてわざわざ自宅から出てきているのに、ついつい気がつけば昼間なのに一時間程気を失って寝ていました。
これも花粉症で夜間ほとんど眠れず、睡眠の質が悪くなっているせいだけど、これでは何の為にスタジオ来ているか分からない。簡易ベッドはやはり撤去しなくてはと思いました。

|

狂い咲き。

20090221
 昨日は知人に呼ばれて、東京藝術大学の卒業制作展をざっと見てきました。こういう比べ合いの展示はある意味大きい声を出したもの勝ちな傾向があって、騒々しい制作が咲き乱れているけど、その中で赤坂有芽さんのビデオインスタレーションとか、秋山泉さんのお皿ぽつんと描いただけのドローイングなどの、小声的な作品がちょっと気になりました。他館の五美大展も見たかったけど、芸大構内だけでこの日はタイムオーバーでした。上野公園では狂い咲きなのか、そういう種類なのか、もう桜が一本だけ咲いていました。

|

村上春樹さんのニュース。

20090217_3宿泊先で早朝、警報機のベルで起こされました。ちょっと雰囲気がマジっぽかったので慌てて半裸で外に出てみると、階下の夜間給湯器が壊れて、お湯が大量に吹き出て浸水していました。フロア中水蒸気でもうもうと充満。

寝直しも出来ず、村上春樹さんのエルサレム賞の報道とスピーチをTVニュースで見ました。小説はあまり私には合わなかったけど、見直しました。イスラエルの聴衆に囲まれた中であれやるのは怖かったと思うよ。

ビル内は水蒸気でぬるかったけど、外は雪でした。北国出身の私がこんな南で雪景色を見られて、状況の異常さをよそに少しごきげんになりました。
一昨日あたりから花粉に反応し始めました。息ぐるしいです。来月あたりまで私に会ったひとはあんまりぼんやりしているので不審に思われるかもしれませんが、見逃してください。

|

金属フェチの心 15   コーリン鉛筆削り

200902101
私が画家と言う生業とは別に、手動鉛筆削りのコレクターであることは(誰もいないジャンル。笑 従って骨董的価値はありません)美術誌などで既にカミングアウトしてしまいましたが、普通のコレクターと違う所は、実際に仕事にも使う事です。
ちょっと紹介。
1960年代の国産プロダクツで、最高に可愛いのは、この型でしょう。
コーリン鉛筆 No.6000 アークライン式鉛筆削り 初期型。
塗装のねっとりとした厚み(現在7種のカラーバリエーションを所蔵しています)はこの時期特有のもので、70年代に入ると鮮やかで派手になるけど薄っぺらで安っぽくなります。プレス成形の丸いボディーなんかは、ハイテク日本誕生前夜の町工場の匂いがして、いい。
新品のデッドストックも一応持ってはいますが、こんな昔の小学生たちの手で使われてサビサビになったものも、こころなしか角がとれて、より表情が豊かで美しいです。
200902102コーリン鉛筆と言えば、この幼少の頃のトラウマとして刻まれる、不気味ロゴマークですよね。倒産して見なくなりましたが、最近再興した模様。気になります。

鉛筆削りはまた、たまに紹介します。

|

いただいた本など。04

20090205

ここ数週で贈っていただいた書籍。
忙しくてまだ全然読めてない。これから読みます(大慌)ごめんなさい。
左から、三井記念美術館、能面のカタログ。怖い。Tさんありがとう。
続いて三瀬夏之介 ARKOのカタログ。Y学芸員さんから。
次に毎度御馴染み、小説家の壁井ユカコさんから、ライトノベル『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』小説の完結刊。漫画はまだ続くようですが、これで原作の壁井さんは一息ついた感じでしょうか。分身の浅井君も御苦労様でした。
ラストは前に焼き肉食べにいって何だかわからないものを飲んで以来の児嶋都さんから、綾辻行人さんとの共著『眼球綺譚』。もう怖くってひとりでお便所に行けないです。山咲トオルのオマケ漫画はかなり笑えます(別の意味で本文より怖い)。発売中。

|

金属フェチの心 14

20090201

写真は、アカハライモリの型取りの金属オブジェです。質感を残して、成分が置き換えられたものは、その相応しくない重量に意表を突かれます。
これは宮本武典さんのインスタレーションを観に行った帰り、思いがけず彼から手渡されたものです。過去の作品の一部だったそうです。イモリの黒焼きって、昔は定評のある〝惚れ薬〟だったらしい。
恵比寿 limArt での今回の展示は、個人が持っている歴史を強く意識させられるものでした。
御父上である宮本長二郎氏の出雲大社古代神殿復元設計図はとても美しかった。

今日は御無沙汰だった方達と会えて充実してました。
上野で三瀬夏之介さんと初対面。ちょっと立ち話。
その後来日中のマコトフジムラさんとTさんの三者で飲茶。

|

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »