« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月

門番。

200906291

銀座の老舗だじゃれカレー屋として有名な、ニューキャッスル前を通りかかると、開店前なのにドアに誰かが寝そべっています。お店の人が来るのを待っているんでしょうね。

200906292

堂々たるもので、なかなかふてぶてしいです。ごく自然に白目むいてるよ。
「辛来飯」(カライライス)みたいな柄ゆき。

|

恒例の猫探し。

20090628
恒例の猫探し。銀座の某商業ビルで。
これは簡単過ぎるかも。

|

100年前の不忍池でリアクション。

20090626
芳年の晩年の作品。とは言え風刺ですらない、ただただ面白ければ良いという代物。反面100年程前の時代風俗と冗談のレベルがリアルに伝わるシリーズ、東京開化狂画名所。
不忍池へ墜落したカミナリ様が、ずるずる池からあがって来て、巡査とおっさんが激しく驚いている、という冗談以下の嘘絵です。いまでいうUFOから宇宙人が現れた、という趣向でしょうか。
国芳直伝の妖怪画で慣らした芳年デザインのカミナリ様はなかなかカッコいいけど、彫りと刷りがひどくて不明瞭なのが残念。それより股間丸出しで驚きまくっているおじさんの描写が凄い。

|

猫の開き。

20090625
帰宅してみると、こんな感じ。
この柔軟さがうらやましい。

|

どんどんどんどん

20090619
先日、動物病院に行きました。前回会った病院の看板犬が覚えくれていて、どんどんどんどん寄ってきました。義理堅いねえお前は(笑)。

2年ぶりに新たなモデル募集を再開するか思案中。とは言え信頼関係を築き直すのは大変神経を使う。いっそ、しばらく女性像なんか描くのをやめてしまおうか、とも。それもひとつの選択肢。

|

大人の社会科見学 引率。

20090618
小説家さんたちに頼まれて、武蔵野美術大学の案内に行ってきました。なんでも、次回作で美大生が主役のストーリーを構想しているのだそう。お二人とも端正な印象の方達です。
授業時間終了を待って、見学スタート。自主制作を見たかった訳です。
ちょっと行かない間に大学は建物がどんどんたって、オープンカフェなんぞまで出来、おまけに4号館も改装され綺麗になっていました。
それでも美大生は変わらず汚れがこびり付いたつなぎが定番で、ちょっと安心する。そして清々しました。
これはテラコッタの釜入れ作業。大変な力仕事を女性達だけでこなしていました。
作業中なのに迷惑がらずにインタビューに答えてくれた、各学科の学生たち、ありがとう。
セットしてくれた水上教授、当日時間を割いてくれた、助手の長谷川+長谷川さんにも感謝。

| | コメント (0)

ぬりぬり。

20090617
いろいろあって頭が混乱したまま仕事をしていたら、気付けば朝でした。
思い通りにならない事は、ある。
そうかと思えばするする紐が解けていくようなことも。
人が変わって行くのは仕方の無いことです。けど単純な手作業はいつも定位置で心を満たしてくれます。雑念が洗われる。
何故か早朝にパネルを作ったりし始めて、気付けばいろんなところに下地塗料を塗っていました。こんなところにまで(笑)。でも、これはこれで美しい。

|

でか過ぎる。

20090614日持ちするだろうと放っておいた、重々しい金属(中身かりんとう)の箱をあけました。実は箱で既に満足していました。
で、出て来たのがこれ。
おおきい(汗)。
平べったい。
中目黒のHIGASHIYAというお店の白かりんとうというそうです。白砂糖と胡麻風味が豊かで特別な感じ。
「駄菓子のくせに金属の箱なんて厳重過ぎ」と笑っていましたが、すみません。みくびっていました。
でもこれ、かりんとうでしょうか(笑)。

|

イロトリドリ。

20090611
突如 某財団さんより、クレパス88色のフルセットが送られてきました。
美術家を生業にしていると、ありがたくもこんな事がたまにあります。使って下さいという事なのだけど、この世の常で、ただより高いものはなし(笑)。
私はクレパスはあまり積極的に作品に使った事がありません。木箱に整然と並ぶイロトリドリのそれはとても綺麗で、使ってしまわない方がこの美しい均衡が壊れないので良い気さえします。
華やで濁りのない色のスケールを前にして、どう使うか思案してしまいました。

|

眠れないよ。

20090610
昨日はいろんな事がありました。
膨大な書類が必要な役所手続きが、生まれて初めてすんなり通って嬉しかったり。
午後予定していたミーティングは苦渋の選択の連続。

いろんなことがありすぎてテンションがあがったままで、いまだに私の体内時計はめちゃくちゃだわで、昼間は死ぬ程眠かったのに深夜に目が覚めたり。眠らなきゃとおもうと絶望的に頭が冴える。
羊を数えていたら、数を暗唱する桁が増えてどこまでカウントしたかを忘れたりで、やっぱり眠れない。
てなわけで、以前買ったまま放置していた昔のドラマ「時効警察」のDVDセットを見始めたらあまりのくだらなさに波長が合ってしまい、更に眠れず朝を迎えて、ブログなんぞを書いているわけです。

今日の毎日新聞では先日竹橋でお会いした古井由吉さんの肖像スケッチが載ります。お忙しい方なので、一発勝負でした。
モデルと対峙し、限られた時間でイメージを掴むのは難しいと毎回思います。

|

血まみれ美少年。

20090607また所蔵の浮世絵ネタです。興味ない方はすみません。
月岡芳年による明治7年のシリーズ『競勢酔虎伝』の1枚。列藩會盟随一の美少年とうたわれた笹井某の肖像。
明治維新で時代に葬られた幕府の名だたる実在の武士を、暗喩した空想のキャラに換えて、市民にブロマイドのように販売していたようです(はっきり本名でそれとわかるとさすがに怒られたのでしょう)。
判官贔屓というか滅び行く者を美化する日本人特有の心理は根深い。
この時代は実物の晒し首を頻繁に見る機会があったのか、襷がけにした生首の描写だけがやけにリアルで、記号的なお手本の写しを基本とする浮世絵の様式からは完全に逸脱しています。現代のビジュアル系やゴスの子達にも見られるように、美少年というのはこんな鮮血にまみれる構図が定番のようです。

|

のりしろ

20090605大学構内の合皮張りのベンチで、野良猫が気持ち良さそうに寝ていました。
接写しても全然動じない(笑)。きっと可愛がられているのでしょう。
猫が建物の中に侵入しているのはいけない事で、当然そのうちつまみ出されるのですが、こいつがのんびりしていられるのりしろというか、見逃してやっている学生がいて、均質な人工空間の中に綻びのような隙間があるのは、学校の人たちの気持ちの余裕がそのまま映っているようで、好ましく思えます。


学校構内に猫のコロニーがあると、謎の大量死、とかありがちなのですが、そんなぎすぎすしたことにならないよう、適当な距離で見守ってあげたいものです。

|

金属フェチの心 18

20090604
ただの鍵束のようですが、一番手前は実はUSB Flash Driveです。
LaCie iamaKey 8GB Design by 5.5 Designers

これで8GBありますが、厚みが丁度、他の一般的なカギの厚さと同程度で、キーホルダーにぶらさげていても煩わしくありません。耐久性はこれからカギ同様に扱ってみて、壊れなかったらめっけもんというところでしょうか。
Macにマウントすると、可愛いLaCie iama Keyのアイコンが表示というのも、ちょっといい。
いままで、USB メモリといえば御座なりなデザインしかもプラスチックで愛着がわかないため、なくしそうになってさむい思いをしてきた私ですが、これでもう大丈夫です。
5000円程度。
Macbookには本当に似合うので、ユーザーにはお勧め。

|

カミサマ。

20090603
先月、目にした風景。
見捨てられた神々の山積み。
大量にそこにあるだけで、おそらく愛玩されていた時にはまとっていなかったであろう、異様なオーラを発散するものに変容していました。
カミサマっていうものは、見捨てられて初めて神々しさを発揮するものらしいです。

|

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »