さくさく。

土曜、ある博物館で標本用の馬の解剖をしてきました。日本の在来種馬で、ロバみたいに小さいものでした。綺麗に表皮を保存するべく、傷を付けないように、皮膚組織と筋膜の間に医療用メスを差し入れ、剥離する作業を、昼休みを挟んでみっちり4時間。
3〜4人がかりの一斉作業でしたが、初心者は私だけで、手練の雀卓に素人が迷い込んだような状態。牌の流れを滞らせること甚だしい。力の入れ方をよくわかっていないし、画家特有の丁寧さが、ここではマイナスに作用するようだ。背後のテーブルでは手慣れた高校生が、狸をさくさくと解体している。明らかに足を引っ張っていてちょっと焦るが、本人的には没頭出来るものがあって意外に楽しいものでした。後半になってやっと、「これは掴んだかな」と思える瞬間が時折。
画像は強烈なので白黒にしていますが、余分な感情はすぐに奥に引っ込んでしまうものだった。
学芸員さんはじめ関係者の皆さん、ありがとうございました。
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