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2011年5月

金属フェチの心 37 濃厚な絵画体験を。

20110528さっきまで成山画廊で6月9日初日の個展の為に、額選びをしてましたが、実は立ち会うだけで、ほとんど画廊側に選択を委ねようと考えてました。
普段自分では選ばないパッケージングをされた作品たちを見たかったのです。せっかくの成山画廊企画なのに、いつものように完璧志向に突き動かされて、自分で全てやってしまうのは退屈なので、それは避けたかった。

初公開となる数少ない作品たちは、どんなちいさなドローイングも、問答無用の美しさをまとったタブローも、全て7月末に発刊予定の新しい画集に完全収録し、制作過程も記録します。後々に重要な意味を持ってくるはずです。
コレクトしていただける方には共犯意識をもって御渡ししようと考えてます。個展そのものも大きな岐路となるはずです。

好き嫌いは別として、良質な映画を見た後と同等の充実感を感じるような濃厚な絵画体験を目指し、みんなで相談しながらやってます。そして初日には巨大な〝あの絵〟が御待ちしてます。

忘れてた。金属フェチです。写真はフランス製工業ランプ JIELDE 。古いモスグリーンの金属プレートで、壁に直付けです。

個展は乞う御期待。

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新幹線に乗って。

20110525_2

出先で、せっかく出来上がっていた肖像画を、疲れていたのでしょうか、なんだか嫌で堪らなくなって、顔を削って真っ白にしてしまいました。あははは。もう笑うしかありません。じゃなくって、描き直すしかないのです。
新幹線に乗っている間は手も足も出ませんので、腹を括って、原稿書いたり、メールの返信用意したり、ブログ書いたり。

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新築

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先日、近所のレストランの窓から、キジバトが巣をつくっている姿をみつけました。
建設途中。
温かい日でした。

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制作と情熱

20110520
今週は例によって、誇張ではなく分刻み。熱がでて苦しいぞ。顰蹙を買いつつも最大限の努力で制作時間を確保している。

月曜はある造形作家の相談をうけた。ひょんなことで知り合い、これも縁なので、現在の状態で話してあげられる事を話した。既に文句の付けようのない技術はもっているし、作品も既に見るべきところはあるので、それをアートの業界に持っていくのなら、モードを少し軌道修正すると、あっさりうまくいきそうな印象。

火曜は、装飾義手の分野では世界最高の技術を持つ、佐藤技研の洋二さんに現在かかっている作品についての相談に行きました。知り合ってもう何年経っただろう。新幹線を降りると同時に激しい雷雨。
私のなんかの為に義手を一本制作して用意してくれていた。その男気には感動してしまった。
アドバイスと義手を詰め込み、タクシーをぶっ飛ばし新幹線に飛び乗り、弾丸ツアーみたいに帰宅〜制作。疲れたけど、絵をさわれる状況は安心する。

情熱のあるところに、ひとは集まる。そう思いたい。

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ケダモノ

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帰宅したら、こうなってました。

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ダークジェダイ

今日は例の画集チームで、本の構造の検討と、原稿校正をカフェでこなす。
なんだかすごくバカ丁寧な本になりそう。おそらく国内の美術書にはかつてない感じ。
乞う御期待。

成山画廊で個展、というのは波紋を呼んでいるようで、さっき某美術誌スタッフよりのメールで、「フォースの暗黒面に堕ちた」ってことで、まとまりました。
うまいこというなあ。
笑ってる場合か。腱鞘炎になりそうだぜ。

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端午の節句の河鍋暁齊

20110503道教の鍾馗様の絵姿です。2匹の小鬼をつまみ出しています。こんなに睨まなくても良いのに、というほどの眼力。五月人形の、あの謎の黒ヒゲであります。古くは疱瘡除け。現在は病気平癒、学業成就で有名な民間信仰界のスーパースターです。
唐の6代皇帝玄宗がマラリアにかかった際、夢で彼が病気を祓ってくれたというお話が元になり、急速に世の中に広まったそうで、京都では屋根に瓦職人による人形をよく見かけますね。
この絵姿は河鍋暁齊によるものだけど、おそらく鍾馗札のように、家屋に貼りっぱなしだったのでしょう。すごく状態が悪い。紙も劣化してて購入はためらわれましたが、それも縁起物。日本の雑食性信仰の痕跡だと。
剥離もあってちょっと分かりづらいのだけど、特に青鬼の顔がどこにあるかわかると急にかっこいい筆致とわかります。

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