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2012年4月

具体美術の現在。

201204291先日、軽井沢に突如オープンした現代アート専門の美術館「軽井沢ニューアートミュージアム」の開館記念企画展「軽井沢の風 日本の現代アート1950―現在(いま)」の内覧会に顔を出してきました。
急な依頼にも関わらず、所蔵家の方々には快く作品を貸し出しに応じていただき、感謝です。
リノベーションでたちあげまで漕ぎ着けた新しいタイプの美術館なのですが、ゆくゆくは、東京藝術大学とタイアップした催しや、前衛美術家グループ「具体美術協会」や草間さんの展示などが特徴的な施設になっていく模様です。
じゃあ、どっちにもはまらない、僕や井上有一さん、サイトウマコトさんなどがラインナップされたのは何故、と感じていたのですが、文字通り戦後日本の現代アートのダイジェスト的なものをみせることが、今回の企画の目的のようでした。この美術館が本領を発揮してゆくのはこれからということなのでしょう。
写真は具体美術協会創立メンバー、嶋本昭三さんの「瓶投げ」公開制作リハ。踊り場から階下のキャンバスと無数の色紙に向かって、絵の具入りのガラス瓶を投げ落として即興絵画を制作する。キュートなおじいさんで、いまだ健在といった様子でした。

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高橋由一の大回顧展

20120427_2「近代洋画の開拓者 高橋由一」の内覧会に行って参りました。
招待状を持って大混雑の会場へ。さすがの集客力。業界の御歴々が佃煮のようにおりますな。何年ぶりかで某学芸員さんと再会出来たことは嬉しかった。

後半生にやっと、向いてなかった侍稼業をドロップアウトした男が、たったひとりで成し遂げた苦闘の記録で、例の鮭は3本も並び、異様な磁場でした。
なんというか、日本人による洋画という不可能性を、その黎明期から思い知らされ、というものの重さをひしひしと感じたのでした。
原田直次郎の筆による高橋由一肖像は、肝心の高橋由一作品のどれよりも巧くて、なんだかせつなかったです。

(以降、昨日のブログから転載)
芸術新潮5月号は25日発売でしたが御覧になられたでしょうか。
あの表紙はびっくりでしたね。僕も一度作ってみたい w。
ハイパーリアルマスクとの視線がばっちり合う写真で、良く撮れてましたね。
全体的に派手で、規格外の挑発的な折り込みページや、最新の話題が溢れる誌面でしたが、後半、白洲正子さん〜諏訪の流れで、ぐっと渋い路線の話になってしまって、申し訳ない感じです。

この号で僕は、日本の洋画受容の功労者、高橋由一の新発見作品3点について寄稿してます。東京藝術大学大学美術館の大回顧展で、28日より東京初公開ですので、僕の見解はあまり信用せず w、御自分の目で御確かめになってください。

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異常な食べやすさ

20120424

ギンビスの「たべっ子どうぶつ」いただきました。皆さんのおかげで生きてます w。これを食べて思ったのは、ロングセラーはやっぱり理由があるのですね。異常な食べやすさでちょっとびっくりでした。高級で無駄にお高い缶入りクッキーよりよっぽどおいしかった。あれ。これはビスケットか。ビスケットとクッキーの違いって何だ???

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ふにゃふにゃしたものと星野源

20120421

スタジオの鋼鉄製のドアに、なんだかふにゃふにゃしたものがクリップでくっついてました。誰かがくっつけたんでしょう、ちょっとは和んでほしいと思われているのでしょうね。スタジオにこもっているときは鶴の機織り状態で、いつもげっそりしてたり、髭が伸びたりでひどい顔をして歩いてますので。

スタジオにいるときはラジオを付けっぱなしです。勝手に放送局がいろんな曲を流してくれますが、たまに思いのほか良い曲にあたってびっくりすることがあります。
これは星野源さんの「フィルム」。さっき知ったばかりの曲だけど、とても良い曲だと思いました。

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このところフェルメール漬けでした。

6月30日より東京都美術館で開催される「マウリッツハイス美術館展」。
オフィシャルサポーターである女優の武井咲さんによる「真珠の耳飾りの少女」のコスプレ。誰もがやりそうで、幾度となく繰り返されて来たことなんだけど、かなり良い線いっているのでは。
眉毛を剃る気合いがあったらもっと似たかもしれませんね w。

この展覧会と僕はちょっと関わりがあります。ばらしても良いとのことですので、そろそろ書きます。美術手帖さんで1冊まるごとフェルメールの増刊が出版されますが、(瀬戸内国際芸術祭の公式ガイドブックとか、あの手です)リアリストの端くれとして、僕がその巻頭記事を担当します。かなりの大量ページです。先日のオランダツアーはそのためなのでした。う〜ん、わかりやすい!
もちろん、僕だけではなく美術手帖ならではの素晴らしい執筆陣が、様々な視点でフェルメールを語っています。そして現地最新画像、意外な方のインタヴューも掲載されますが、僕はそれを読むのが楽しみです。
6月7日には、全国書店に並びますので、是非。

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差し入れ + 延長戦

20120417

制作してました。食事をとる暇もなく。
カステラ1斤喰いをしていたら、差し入れをいただきました。
クッキーひとかけ w。なかなかのかたち。

20120419

てな感じでおととい、ゆるい更新しました。
制作は佳境でして、スタジオにまたもや泊まることになりましたが、追加の差し入れがドアに貼付けてありました。
完全におもしろがられてますな。
でもまたもやクッキーひとかけ w。それだけ。いくら小食でも、小鳥か、俺は。
ごま入りだと、全身で主張してます。
静岡県三島市で製造しているんですね。これ。クッキーの型はトポロジーっぽい。

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限定もの

201204162

さっきまでミーティングを立て続けにこなしてました。
上野の喫茶店には、パンダロールなる限定メニューがあってなんだか気になる。
頼んでみたらこんなものが出てきました w。やっぱり。
いくら真面目な顔して俺様のハードな制作の過酷さを訴えても、こんなマヌケなものを前にしてますので、まったく信用されませんでした。

201204161

東京駅に移動して、こんどはカレーを食いながら、外資の方と国際情勢について語らってました(嘘くさい)。東京駅のドームが知らないうちに修復再建されていて、びっくり。いいかたちに戻りましたね。屋根もまだ緑青がふいていないので、赤銅色に光り輝いていて、かっこいいです。この状態はここ数ヶ月だけの限定ものでしょう。

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ちょっと御知らせ

20120414

春になりましたね。九段下の桜花は水面に蒔絵を描いていて、とても美しかった。壕のむこうにはスミレも群生しています。

どんなにひどいことがあっても勝手に季節は過ぎていくし、悲しい事があっても陽気がゆるやかで風が気持ちよかったら、なんとなくやり過ごせるものです。
池島君の展示に顔を出したら、偶然、幾人かの知人友人に会うことが出来て、いつものへらへらした自分になりました。

この週末はいくつかの原稿を書いてます。
5月にはちょっとびっくりさせられるかもしれません。
今月25日発売の芸術新潮は村上隆さんの特集号ですね。僕は後半に4ページほど寄稿しています。ちょっとニュース性のある内容ですので、日本美術ファンは御楽しみに。

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追悼 大野一雄 2012 『KEEP ON DANCING !』 

映画イベント協力の情報です。

追悼 大野一雄 2012 『KEEP ON DANCING !』 
今年もポレポレ東中野で開催です。5/26~6/1。
僕は写真パネルなどを提供しています。
21:00からの上映です。これでは自宅に帰れないな w。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
料金 一般 1200円 /  学生・シニア 1000円
イベント情報
★豪華ゲスト来場決定!
5月26日(土) 上映後
 大野慶人(舞踏家) スペシャルステージ
5月30日(水) 上映後
 平野克己(『魂の風景〜大野一雄の世界』演出) 舞台挨拶
6月1日(金) 上映後
 大津幸四郎(『ひとりごとのように』監督・撮影) 舞台挨拶

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MEN IN BLACK

20120407_2

蠱惑~巧術其之参のトークイベント、御来場いただいたみなさんありがとうございます。
いろいろと課題もうかんだ対談でした。今年、僕だけ非売品のみの出品だったこともディスられ w。
ちょっと気を抜くと内部的、あるいは専門的過ぎる話しに転がって行ってしまうので、鑑賞者の皆さんにも共感していただけるような話しに軌道修正するよう注意したつもりです。

帽子の方は山本タカトさん。出品者のひとりです。
ふたりとも黒尽くめで不必要にこわいですね。画家たちには見えません。
それにふさわしく 13日の金曜日まで、展覧会好評につき会期延長です。

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