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2012年6月

極上 美の饗宴 ゲスト出演の御知らせ。

20120701

突然ですが、ほんのちょっとのTVのゲスト出演情報です。
僕はたまたま、かの“オフィーリア”と同じような制作過程をたどった経験(バスタブにモデルを浸ける、という非情さ)があるので、急遽出演依頼をいただきました。いや、ほんとうに急遽だったので、言葉すらじゅうぶんに用意していない状態。絵画はいわずもがな。制作途中の生っぽい状況を御笑いください。

NHK BS プレミアム 極上 美の饗宴
「悲劇の美女 あいまいの謎~ミレイ“オフィーリア”~」
放送予定日
7月 4日 21時00分 ~ 59分
7月18日 朝 8時00分 ~ 59分

【出演】 昆夏美,新井達夫,諏訪敦,山田寛, 【語り】 井上二郎

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ヘンなもの食べましたか。

20120626

現在、中国ハルビン滞在中です。
ここはロシア人が作った国籍不明な街並で、美しさと騒乱が混在している。
毎日へとへとなのとネット事情が悪くて、なかなか更新出来ません。コメントなどの返事も少し御待ちください。

おとといの会食でこれがでました。アジアの貴重なタンパク源といえば、そう。

カイコのサナギです。これがでっかい。

チキン野郎と御嗤いください。
僕は食べれませんでした w。
にゅるっとクリーミーなものがでてきて、チーズと白子の中間みたいな〜と言う説明だけで、もう無理です w。説明聞くんじゃなかった。

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「少年は残酷な弓を射る」 手に取ってみた。

20120616

「少年は残酷な弓を射る」 原作翻訳本がそろそろ世の中に出ます。6月24日には、全国の書店に並んでいるはず。アマゾンでは既に予約受付中。
上下巻ともに手元に届いたので触ってみると、本としてとてもバランスの良い大きさと厚み。私の挿画は、1枚の絵を分割しているのですが、もう、これしかないというトリミングです。デザインの川名潤さんの功績ですね。
これは本当に本らしい手応えがありますので、読破したらかなりの達成感があるのではないでしょうか。みなさん読まずとも w、実際に書店で実感してみてください。アジア諸国でも既に翻訳本が出ている模様です。

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御無沙汰なイベントの御知らせ

20120614

諏訪敦「問題解決不能の世界へ」というトークショーを開催します。
2012/07/06(金) 19:30 ~ 21:00 (開場:19:00)
場所 『amu』 東京都渋谷区恵比寿西1-17-2 
すみません。入場料が1000円かかるようです。
予約制です。
御申し込み先のリンクはこちら
http://www.a-m-u.jp/event/2012/07/atsushisuwa.html

映画関係、ダンス関係のディープな書籍で知られる、フィルムアート社編集長の津田広志さんとともに、少人数限定のリラックスしたミーティングにしようと考えています。

建築家・原 広司さんの設計による『amu』は、樹々に半ば埋もれるように建ち、大きなトップライトから差し込む光があふれる多目的クリエイティヴ・スペースです。恵比須駅よりちょっと歩きます。カフェの多い地域ですね。

●概要
私たちは「問題解決できる世界」と、いくら考えても「問題解決できない世界」に生きています。
特に後者は、亡くしたものや虚構、後戻りできない世界であり、人生の中で最も不安定ながら、反転して実り多い経験を私たちに与えてくれます。

裸体の地肌を綿密に描きながら、光と影が鋭利に交差する世界へ誘う、諏訪さんのまなざし。
「問題解決不能な世界」へ向かい、<今>と格闘する現代アーティストの貴重なお話をお伺いします。 現在取り組んでいる新しいプロジェクト「棄民」についてもお伺いします。 (フィルムアート社)

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磔刑図

20120605

暖かくなってくると、昆虫の活動が活発になってきます。風が気持ち良くてスタジオの窓は日中全開です。
オオスズメバチの巣がどこかにあるのでしょう。もう今年になって、3匹も飛び込んで来てしまいました。この写真のハチは、また別の部屋に闖入して来たものの駆除を頼まれたものですが、刺されるとアナフィラキシーショックという、一種のアレルギー反応で人間様が死ぬ場合もあるので、放置してはおけないのです。でも、殺してそのままなのは申し訳ないので、モチーフ用の標本として、関節が柔らかいうちに足を開く形で固定しました。絵的にインパクトあるでしょう。硬直してから開こうとすると、折れてしまう為です。こんなハチでも、昆虫は平等に美しい。

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美術手帖 2012年6月号増刊 特集 フェルメール

20120602

手前味噌な書籍の紹介が続き恐縮です。
美術手帖 2012年6月号増刊 特集 フェルメールが、そろそろ世に出ます。
多国籍軍の様相だった、美術メディア各社揃い踏みの現地取材が懐かしいです。とてもいい雰囲気で、あんなに楽しい取材はちょっとなかった。心残りは日本のアーティストへもインスピレーションを与えた、ピーター・グリーナウェイ監督とセットされていたインタヴューに、スケジュールの都合で参加出来なかったこと。それだけに、僕自身も未読の記事が気になって。7日発売です。是非。

フェルメールを愛する、各界の16人が語る最新ガイドです。マウリッツハイス美術館展にあわせ、永久保存版の大特集を行います。研究者、小説家、アーティストなど、フェルメールを愛する16人が本誌に集結。その魅力のすべてを、それぞれのキーワードとともに解説していきます。
巻頭では、画家・諏訪敦がマウリッツハイス美術館を訪ね、同じ絵を描くものとしてフェルメール作品の美しさの理由を解説。
このほか、映画監督・ピーター・グリーナウェイ、研究者・小林賴子、ジャーナリスト・朽木ゆり子、アーティスト・森村泰昌、作家・有吉玉青、生物学者・福岡伸一、漫画家・今日マチ子など。超豪華ラインナップによる、フェルメール最新ガイドにご期待ください。
(文:美術手帖)

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ナイロン100℃ 38th SESSION「百年の秘密」

20120603

ナイロン100℃ 38th SESSION「百年の秘密」を拝見して来ました。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの2年振り書き下ろし新作とあって、東京ではどうしても都合が付かなかったので、小倉まで行くことに。
面白かったです。演劇みたって感じ。ナイロンさんとしては珍しく、終始シリアスなものでした。大きく時間軸が前後するので、油断すると置いていかれそう。でも狂言まわし的な女中さんが、折々で丁寧に交通整理してくれます。
特筆ものはやはり主役のふたり。犬山イヌコさんと峯村リエさんの、力量でしょう。4歳〜晩年の演じ分け、というとんでもない要求をされているのですが、ちゃんと4歳児に見えるところが凄い(登場したときは誰もがびっくりしたはず)。
少女漫画における悪役の標本のようなリーザロッテ役の村岡希美さんは、1点の曇りなく、悪役に徹してました。にくたらしかったものなあ。
ナイロン100℃流の大河ドラマ、といった趣でした。

人はなんとかかんとか、やっていくのでしょうね。というのが感想です。(そんな感想あるか。)当然のことながら100年経ったら、僕も、これを読めるような年齢の皆さんだって、おそらく誰独りこの世にはいない。そんなことを思いました。

そうそう、音楽はなんと、時々自動の鈴木光介さん。個人名でやられるとああいう感じなんだ、と興味深かったです。先日みた「少年は残酷な弓を射る」では、 Radiohead の Jonny Greenwood だったのですが、グループから離れるとやっぱり違う。音楽は場の色を決めてしまうほどに重要ですね。

残りは、新潟公演のみ。演劇好きには必見でしょう。

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