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ベルリンでのこと。

201406211
もう師走ですが、今年は国内外を行ったり来たりでした。6月に、ドイツのハノーファ工科大学まで講義をしに行っていたのですが、帰国途中にベルリンに寄ったので、本日はそのお話を超簡単に。
ベルリン駅に高速鉄道で到着。20年以来使っているリモワもドイツ製。現行品にはないボロボロなものでも駅のホームはによく似合いました。里帰り。

201406212
折しも、ブラジルワールドカップのドイツの試合日で、街中がパブリックビューイングの為に騒然。H.I.S.のミスで、駅からとんでもなく遠い場所にホテル予約がされてしまっていた事に気づき、やむなくタクシーに(苦笑)。至る所に交通規制があって、乗り合わせた黒人のタクシードライバーさんは、ずっと愚痴ばかり。

201406213
映画「ベルリン天使の詩」で見た、あの通りは、国家を歌いながら闊歩する、サッカーのサポーターでぎゅうぎゅう。それに加えて、これも偶然なのだけどこの日はゲイパレードにもあたり、多彩な濃い方々が混ざり合い、肉々しくて満杯でした。路肩にはあっという間に割れたビール瓶の吹きだまりが出来る。端から掃除人がそれを片付けていく。機動隊も出ていてカオス。街全体がスラム化(笑)。クラシックなハードゲイの皆さんも健在で驚く。

201406214
ゲイパレードの、おそらくは最年少参加者(笑)。意味がわかんないらしく、鼻をほじってました。そうだよな。お前の母ちゃんの主張は、お前には関係ないものな。

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目当てのベルリン絵画館。
うってかわって人もまばらで、閑静。
やっぱ、ホルバインはいい。マイナーな作品でも一定の張りがあって。斜光を当ててみると、正にタブロー。

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ブリューゲルにびっちり貼り付いて鑑賞する少女の立ち姿は堂々たるもの(笑)。

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もっとも見たかった、ペトルス・クリストゥス (Petrus Christus)の『若い女の肖像』(Bildnis einer jungen Dame) 1470年頃作 。
僕の最も理想に近い肖像画のひとつ。

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近接してみると、食べ残した餅の表面のようなクラックが。でもそれは、この絵画の価値をなんら損なうものではありません。

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コメント

惚れ惚れするほどに真っ直ぐな、タイツのライン。
後ろ姿にも気を抜かない美へのこだわりは、
我が国では、哀しいかなもはや“郷愁”となってしまったかも…

投稿: chiaki | 2014年12月11日 (木) 01時11分

ドイツで講義ですか。
諏訪さん、すごいなぁ。
素敵な肖像画ですね。視線の先が諏訪さんが描かく作品と同じ方向に向いているように感じました。

投稿: ゆみ | 2014年12月 6日 (土) 23時10分

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